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ninastagram

2012/12/14

PLANNING~deciding on the reception food~

ケータリング会社を決めるにあたって
自分たちのイメージを細かく伝えなくてはいけません。
やっぱりこういうときに言葉だけでは難しいので
集めた写真を使ってimage boardを作っておくといいですね。

日本ではフルコースが多いと書きましたが、
本当にそうで、理解しがたいのはゲストもそれを期待しているということ。

日本にはご祝儀の習慣があるけれど、
もともとの"お祝いの気持ち"というよりも、
今は相場のようなものがあってそれを渡さないと失礼、
またゲストもその分、結婚式のお料理やレベルを期待するとのこと…

なんだかおかしいですね。
だから結婚式をしないひとが増えてるのかな。

私なりに考えた日本人がフレンチフルコースを期待する理由は、

・なんだか高そう、豪華なイメージ
・普段なかなか食べに行かない

でもそれが実際に美味しいかというとそうでもなかったり。
結婚式だからといって法外な値段のことが多いんですよ。
それじゃあ、祝ってもらうはずの新郎新婦が可哀想…

そしてプランナーとして働いていたときに、
よく日本の上司が言っていた"非日常感"たるもの。

式場の雰囲気やサービス、そしてお料理でそれを醸し出すことを大切にしていました。
だから式場にはすごく豪華な装飾のところが多いし、
お料理もそういうものが多い。

この非日常感は大切にしたいなと思う。
というのも、やっぱりこれだけ夢に描いてきた結婚式だもの。
自分たちにとってもゲストにとっても、毎日の中の普通の一日ではなくて
思い出に残る特別なイベントになってほしい。

でも実際に担当していた新郎新婦と話していて気になったのは、
ほとんど全てのカップルがイメージする理想の結婚式のキーワードに
アットホームリラックスを選ぶのです。
他の選択肢には豪華絢爛とかあるのに!

確かに私もゲストには変に力まずに、
リラックスして楽しんでほしいな。

個人的には、豪華絢爛な装飾がなされているところで
フルコースのお料理を食べるのは、まったくリラックスできないので、
自分なりに非日常のなかでリラックスできるという雰囲気を考えてみました。

非日常だからって豪華じゃなくていい!

その非日常は、
自分が普段行かない場所、
普段あまり食べないもの。

リラックスできるなら、
普段行かない場所だけど、居心地のいい場所、
普段あまり食べないけれど、肩肘張らずに食べられる美味しいもの。


自分の納得できる、そして自分の周りのひとたちも納得してくれた
私の結婚式のポリシーに合わせてお食事も決めたい!


だから食べるのが大好きなふたりが大好きな食べ物を
ゲストに仲良くとりわけてもらうfamily styleを選びました。

Family styleは
ひとりずつにお皿に盛られた料理が運ばれてくるのではなくて、
仲良しで座ったテーブルに大きなお皿に盛られた料理が運ばれてきて
それをまわして、まるで家族でお食事をしているかのように
とりわけて楽しむスタイル。

反対する人もいると思います。
何事にもprosとconsはあるから。

マイナス要素になりうるのは
恥ずかしがりやの多い日本人、みんなでとりわけることに抵抗があるかも。
それこそご祝儀に見合ったものになりづらいかも。

プラス要素は
Family Styleだからこそ創り上げられる雰囲気、みんなでワイワイ肩肘張らない。
自然と会話が生まれるから、新郎新婦だけを追う結婚式にならない。
好きなものを思う存分食べられる。

やっぱりふたりにはFamily Styleが合っているし、
ふたりの招待するゲストなら、これで大丈夫!と自信を持って言えるので
決めました。

ブッフェは、歩き回ってもらうのが嫌なんじゃなくて
パーティーの終わりに食べ物の無駄が出るのが嫌。

これは今世界中で大きな問題になっている食べ物の無駄という点からもそうだし、
新郎新婦のお財布にも実は悪いんです!
無駄は出さずにその分、もっといいものを。

もっともっとfamily styleが日本に広まりますように…

そしてfamily styleを理解してくれて、
実際に提供してくれるケータリング会社があるかしら・・・


画像はお借りしました






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