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ninastagram

2015/11/09

Wedding food~Our original spareribs~

結婚式3ヶ月前の7月にケータリング会社の方々も一緒に
会場の下見をして、1ヶ月前の9月14にケータリング会社の方、
そしてシェフとの最後の打ち合わせを行いました。

もちろんその後もメールや電話で打ち合わせは
続きましたが、実際に顔を合わせて
イメージをすり合わせるのはこの日が最後でした。

また外苑前のシェフのお店で集まりました。
何度来ても素敵なお店。




この日はできあがりつつあるタイムテーブルに合わせて
このイベント前に何をサーブし終わる、
どのタイミングでビュッフェテーブルをデザートテーブルに変身させる、
などといろいろ細かく話し合いました。

これを本当だったら、会場の係(キャプテンや配膳会社など)と
プランナーが進行表に合わせて打ち合わせをして
当日はプランナー、もしくはキャプテンと呼ばれるひとが
指揮をとってその日のタイミングに合わせて変更したりするわけです。

しかし!
私の場合は、私がプランナーだったので
事前ももちろん、当日も自分が指揮をとらなくてはいけなくて
この打ち合わせをさらに綿密にしておく必要がありました。

また、最終的にどのお皿をどのお料理に、
どのグラスをどのドリンクに使うのかなども
綿密に打ち合わせしました。

披露宴のビュッフェテーブルとアフターパーティーには
自分で用意したサーバーウェアーをたくさん使うので、
どのくらいの大きさの何を持っていくのかも、
写真を見せながら話し合いました。

結婚式は事前準備がとても大切。
もちろん結婚式だけじゃなくいろいろなパーティーやイベントは
物事がタイムテーブル通りに運ぶのが重要。
時間が短ければ短いほど、やることが多ければ多いど、
整理しておくことがとても大切なのです。

私たちはゆっくりおしゃべりしてお食事する時間が欲しいので
イベントごとのない結婚式にしました。
焦って物事を運ばなくてもいいのですが、
それでもゲストがスムーズに食事を楽しめるように、
ここから何分で次の料理の準備はできていないと、とか
終わりの時間は決まっているので
それに間に合うように料理を最後まで運ぶということを目指しました。

当日は何が起こるかわからないから、
いろいろな部分、時間、数、気持ちに
余裕を持っておくこと。




そして私たちの結婚式のメニューでメインになるのが
豚のスペアリブ(バーベキュー)。

結婚式だというのにスペアリブをメニューに入れたのは、
彼を初めて私の将来住みたい夢の場所、
バリに連れて行ったときに出会ったスペアリブに
ふたりともものすごく感動したから。

メニューにはふたりの思い入れのあるものをと思って
創り上げたので、結果的にふたりの大好きなものばかり。

メインは何にしようと思ったときに、
私はどうしてもこれが外せなかったのです。

彼とママが気になっていたのは、
結婚式でみんなお洒落してきているのに、
手でガツガツ食べるようなメニューは…という部分。

それを言われて私も少し心配になり、
ケータリングをしてくださるシェフの得意料理ローストビーフも
加えてもらいました。
実は結婚式で豚肉か~と思われる(思う人もいるようです!)のも
気になっていたり…そんなのいいんですけどね、
なるべくならみんなが満足いくものにしたいので、
少し気にしていました。
ローストビーフでそれもクリアできました。

ある日、彼が
「やっぱりスペアリブ、
 すごくいいアイディアだと思う!
 だってふたりらしいよ!」
と言ってくれたのです。
「ただし、そんじょそこらのスペアリブじゃダメ。
 あれを再現しなくちゃ。」
と言ったのです。

そのスペアリブというのが
バリのあのレストランのスペアリブ。
骨からするりと外れて、
こってりと甘辛いソースたっぷりのジューシーで
炭の香ばしい香りがする豚肉。
やわらかくて噛まないて飲み込んでしまう
最高のスペアリブ。

私はそれを目指していたのです。

ずっとずっと研究できずに、
頭の中で試行錯誤を繰り返すだけだったけれど
やっとできたのが9月。




とにかく最高のものができました!
当日は自分たちが料理するわけではないし、
シェフにこの味を伝えるのも、シェフは一度もそのスペアリブを
食べたことが無いので難しかったけれど
自分のレシピは送ってみました。

そしてママがバリから買ってきてくれた秘密兵器、
大切なバリの調味料もシェフに届けました!

本当にこんなギリギリで、
試食もした後だけれど、やれるだけのことはやって
当日も本当に美味しいものができました。
次の記事では全体のメニューと実際の写真も載せていきます!

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