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2015/09/29

Ceremony Idea~D.I.Y. Backdrop~

前回の記事で触れた装飾のこと。

日本の式場でも最近やっと
いろいろな装飾ができそうなシンプルで
飾る仕掛けがたくさんある会場ができてきていますね!

それでもまだまだ式場自体のイメージが強いところがほとんど。
特に困るのは挙式と披露宴の高砂のバックドロップ

挙式するところも、十字架が取り外せたり隠せるならまだしも、
それができないところもあったり、
サプライズウェディングで私が使わせていただいたところのように
最初から造花がつけてあってはずせなかったり。

披露宴会場もおなじく、高砂の背後は
壁が変な色や柄だったり、
装飾をつける仕掛け(フックや吊るす場所など)が何もなかったり
もともと大きなモチーフがあったり。

これって本当にやっかいです!
写真にも残るし、大きく結婚式のイメージを左右します。
もともと会場が本当に気に入って
自分たちがその会場の色に合わせられるならばいいと思いますが、
自分のやりたい結婚式のイメージがきちんとあって、
それにできるだけ近い会場を選んだけど、背景にくるものが気に入らない場合、
どうにかしてそれを自分好みにアレンジしたいものです。

でも装飾するには大掛かりだし、吊るす場所などがなければなかなか難しいです。
もしもただの無地の 壁で、なんでも貼っていいよという会場なら
本当に簡単で、花や葉っぱを貼ったり、なんでもできますよね。
そういうところって日本に少ないと思うのです。


キムカーダシアンとカニエウェストのようにお金持ちなら、
フラワーウォールやグリーンウォールを作ることができると思います。

パネル一面にペーパーフラワーを貼るのも、不可能ではないですが準備はなかなか大変。

Via MAVEN BRIDE

Via MOD Wedding

もしも、会場の壁に何かを引っ掛けたり、天井から吊るしたりすることが
できるならもっと選択肢はひろがります。
例えばカーテンレールのようなものがあれば、
そこに好きな布をかけることができるので、
シンプルなチュールをかけて、装花でアレンジしてもいいし、
布とストリングライトで光の演出もできます。

Via MOD Wedding



Via Reign Magazine

でも引っ掛けるところさえない会場の方が多いと思うのです。
そんなときに、かろうじて可能なアイディアは、
自分たちで壁をつくること。
フラワーウォールまではいかなくても、
ホームセンターでラティスとラティスを立てる仕組みを買って、
そこに花やペーパーフラワーを飾り付けてバックドロップにするとか。
あとは私も夏のお客様のときに作ったのですが、
つっぱり棒などを組み立てて、そこに吊るしたり。
これは不可能ではないけれど、どちらにしても作るのは結構大変です。


Via EMMALINE BRIDE


Via Brit+Co

そしてもしもラッキーで外での挙式が実現するひとは
大きな自然をバックドロップにすれば何もいらないですよね!
でも、屋外とはいえ、会場内のガーデンでの挙式で背景があまり気に入らなかったら…
だいたいの屋外挙式場なら頭上に何かしらあるはずです。
東屋だったり、樹だったり。
それを利用しない手はないです!
なんでも吊る下げられるのでポンポンやペーパーフラワー、
布を吊るすだけでも本当に素敵になります。
持ち込みやすいのは、長目の棒にカーテンのように好きな布を吊るして
棒の両端を紐で吊るすタイプのもの。

Via Brit+Co

私はこれに折り鶴を吊るした装飾が大好きです!
バックドロップだけでなくとも、
とにかく会場に何かを吊るせる仕掛けがあったら絶対に利用した方がいい!
上から吊るされているだけで、日本人にとってはとっても新鮮で
最高におしゃれなパーティーに早変わりします。




2015/09/27

#tb to The Surprise Wedding

昨日に引き続き、依頼を受けたサプライズウェディングについて
今日も書いていきます。今日はその中でも装飾関連について。

今、私はイラスト・ステーショナリーショップとは別で
結婚式の依頼も受けています。
ただ大きな会社を持ったフリープランナーではないので
私一人でやれることをやっています。

派手な演出や大きなことはできませんが、
素朴だけどセンスのいいウェディングを望んでいるひとには
合っているかもしれません。

今は10月と11月の素敵なお客様のために動いていますが、
だんだんと日本にも融通のきく会場が増えてきていますね!
その分、ウェディングプランナーの存在ってまた難しい。
いろいろな方から、悲しい意見を聞くことが多いです。
無責任で結婚式を大切に思わない業界のひとたちってたくさんいるのです。

私は結婚式や人生の一大イベントとなりうることに
関わるのであれば誠心誠意、同じ気持ちになって臨むべきと思います。
依頼者と話をして、理解しようと思えば思うほど、感情移入していきます。

このときの結婚式も、
遠距離で難しい国際結婚をやっと果たした大切な友人のために
まわりの友人と家族が小さなパーティーをしてあげたいという
素敵な想いから実現しました。

とにかくその気持ちがとっても素敵で、
聞いたそばから感動してしまいました。
そして周りにそうさせる新郎新婦はきっととっても素敵なひとたちなんだと
容易に想像できました。




このサプライズウェディングでは、場所の選定と交渉、
会場の装飾、進行などを任せていただきました。
そして今、手がけている結婚式も会場選びから
会場との交渉サポート、装飾プランや進行などをお手伝いしています。


このときも、もちろん会場側の制限など、やりたくてもできないこともあったけれど、
その制限ギリギリのところまでやりました!
会場側のかたたちも「こんなの見たこと無い!」というような感じで
写真を撮ったり、見ていて楽しかったのではないでしょうか。




挙式は小さなチャペルで、キャンドルをたくさん立てて行いました。
花嫁の雰囲気や、会全体の雰囲気に合うように、
優しくあたたかく、大人っぽい色のポンポンを50個弱用意し、
会場側に外せないと言われた常設の造花の上に飾りました。

これだけで雰囲気はガラリと変わります。
もしも、予算不足でチャペルや挙式場に置くお花が購入できないひとは
(チャペルなどに飾る用のお花は本当に高い!高すぎてなかなか満足のいくものにならない)
こじんまりとした花を購入するのでもなく、まったく諦めて花を入れないでもなく、

自分で創って!とおすすめしたいです!

教会のスケールに比べて飾りが小さいと目立たないし、
何もないと寂しいものです。

工夫して挙式のバックドロップを創ると一気にウェディングに
自分たちだけのオリジナリティが加わります。


そして、パーティーは挙式をしたチャペルの地下にあるこじんまりとした
会場を使わせていただきました。
本当に小さな会場で限られた予算内で素敵に演出するのはとても難しいですが、
家族と友人のあたたかいお食事の時間を少しでもおしゃれなものにできるように
会場の中の無機質なものを隠したり、
何もなくて寂しい感じがでないように努力しました。

日本の数ある結婚式会場でも、新郎新婦がすわる高砂のバックが
全然素敵じゃないところってとっても多いですよね。
もちろん装花で素敵に飾ることはできますが、
それってどれだけの費用が必要なんでしょう!
もとから素敵でおしゃれなバックドロップにすればいいのに、といつも思います。

個人的には豪華絢爛な会場は好きではないので、
素朴な小屋や、屋外の素敵なガーデンや、ただの真っ白の空間が
飾りやすいです。
なんとでもできるから!
ただ緑のオリーブの葉のガーランドを貼り付けただけでもお洒落になりますよね。
日本にはなかなかそういうところってまだまだ少ないです。

この時の会場も普通のお部屋だったので、
新郎新婦がすわる場所のバックはただの壁、それも真っ白ではなくて
アクリル板のようなものが貼ってあったので、
どうやってそこから目をそらし、写真に写っても素敵になるのか考えて、
ゴールドの折り鶴ガーランドにしました。




そしてテーブルスケープも絶対に手を抜かないこと。
テーブルの大きさに比べて、式場がプラン内で用意しているのは
本当に小さなもの。

会場の紹介写真などで見るものは本当に莫大なお金を積まないとできっこないのです。
自分の好きな花材で、満足のいく大きさのアレンジメントを創るのは
予算が思った以上に必要ということを覚えておいてください。

私が伝授できるのは、以前も書いたようにキャンドルを多用すること、
お花以外の要素でテーブルを飾ること。

今回は素敵なメニューや、テーマカラーに合わせたナプキン、
そしてゴールド系のオーナメントとキャンドルをテーブルにちりばめました。
メニューはこのときの依頼者であり新婦の友人のPAPERlicious 。
そしてお花はオアシスにささっているタイプのアレンジメントを
会場提携のお花屋さんに花材や色にこだわって作ってもらいました。



お花も、イメージ写真があれば絶対に打ち合わせに持っていくこと!
使って欲しい花材はもちろんのこと、私は使って欲しくない花材をきちんと
伝えることが大事と思います!

実はこのときの依頼主は、私がイラストショップをしていることも知っていて、
UNO MAS UNO でウェルカムボードをオーダーしてくれました!
欧米では特に必需品ではないですが、
やはり日本だとみんなウェルカムボードを用意するようです。

以前にも書いたように、私は自分のときも特に作りませんでしたが、
もし用意するときは、私個人のおすすめですが…
「ウェルカム」というのを前面に出してしまうと
その後おうちに飾るときなどに「結婚式の想い出」でしかなくなってしまうので
(もちろんその日の想い出として飾りたいひとはそれでいいと思います!)
ふたりの名前だけにとどめておくくらいが素敵だと思います。





2015/09/26

#tb to The Surprise Wedding in 2014

さて、招待状関係のことから少し離れて、ずっと書きたかったこちらの結婚式のこと。
まずは以前にも書いたけれどどんな経緯で、どのように準備を進めたか…。

ちょうど今から1年前。
あるひとから結婚式のプランニングの相談を受けました。

彼女の大切なお友達のサプライズ結婚式を日本でやりたいと。

希望の時期がすごく近かったので、プランニングの時間が
あまりにも短いこと、私のバリ旅行も決まっていたので迷惑をかけないかと
不安もありましたが、必ず私の大切な友人の大切なお友達のために
最後までしっかりとサポートしよう!という気持ちでみなぎりました。

まずは本来ならば新郎新婦と一緒に候補の会場をまわるところ、
自分だけで会場めぐりをして、新婦様の家族とサプライズウェディングを企画している
友人たちに提案しました。

準備期間の短い結婚式の場合、
ある程度のテーマやコンセプトは決めておくとしても
はっきりとテーマをかためていくのは、会場が決まってからをおすすめします。

このときは、まず“Fall & Winter Wedding”ということは決まっていたので
おおまかにイメージをうちだして、
会場が決まってから、そこに合うものを考えていきました。


新婦さんは可愛らしい方なので、普通なら薄い色を集めて
淡い感じに仕上げるところを、普段は見ない一面を引き出すように選んだ色合い。

The bride is a lovely person and 
most of the people would imagine her wedding in pastel colors
but I wanted to show them a new and different side of her!





このパレットに、淡いピンクや、グリーンを足していきました。
大人っぽさの中にも、ピンクで少女のような可愛らしさやあどけなさを。
アレンジメントは丸く作らずに、アシンメトリーで自然な形を残して。
たくさんのキャンドルに火を灯せば、あたたかみのある秋冬のウェディングの完成!




images via Pinterest



9月末にご依頼を受けてから、
10月の2週間は日本にいなかった私。
正味1ヶ月でのプランニングでも、せっかく依頼してくれたひとを
満足させなければ!ととにかく突っ走りましたが



日本に帰ってきてからは、明け方まで制作作業をし、
気づくと没頭して愉しんでいる自分がいました。
本当に創ること、そしてひとを喜ばせるって、自分まで幸せになれることです。



下は、今回会場で使おうと制作したキャンドルホルダー。
キャンドルは花嫁の強い味方です!#tbt→キャンドルについての記事



このときに特に気を遣ったのは、
当日まで企画者のご友人たちやご家族に会えないので
当日のシミュレーションを綿密にすること。

もちろん自分の結婚式だってそうだし、どんな結婚式でもこれは大事な作業。
ただこのときは特に、ぶっつけ本番!しかもサプライズなので何が起きるかわからない。


どんな結婚式でも絶対に大切なのは、
当日を事細かに細部まで思い浮かべること!

1日を通して必要なものや、思いつくハプニングに対処するために欠かせないもの、
まだ準備していなかったものに必ず気付けます。


そして、この企画で絶対にこのひとにお花を依頼したい!と思ったのが
自分の結婚式でもお世話になった美和さん
このときは会場の事情からブーケのみをお願いしました。





Images via Pinterest

2015/09/23

PAPER ITEMS~My invitation suite~

日本はシルバーウィーク!
みなさんどんな休日を過ごしたのでしょうか?

ブログには今は昔のことばかり書いているので
記事を書いている間はなんだか今日がいつなのかがわからなくなってしまいそう…

いわゆるthrow backばかりですが、お付き合いください。

今日は招待状関連の最後の投稿!
これが終われば、あとは当日のお料理、ケータリングのことなどについて
書いていこうと思うのですが、
あまりにも長々と同じカテゴリーについて書くのは
読者を飽きさせてしまうので、
去年の秋にお手伝いした素敵な結婚式について、
やっと書く力が湧いてきたので、そちらを挟みながら書いていこうと思います。

ひとくちに「招待状」と言っても、
中身や内容はひとそれぞれ。
どこで開催するのか、どのくらいの規模でどんな雰囲気でするのか。
いろいろな要素があって、それによって封筒の中身、
はたまた封筒に入れるのかどうかという形状まで変わってくる。

私は、挙式があって、披露宴があって、同じ場所でアフターパーティーもあるので
内容は
①Save The Date:詳細が決まる前にとにかくその日を空けておいて欲しかったので
②Ceremony Card:付箋でご案内するのはなんだか嫌なのです!
             式って大切な要素なのに紙切れなんて、変だと思いませんか?!
             せっかくなら挙式用の招待状を。
③Reception Card:レセプションというのはパーティーつまり披露宴のことです。
              こちらは挙式とは違い全員招待するので会場の詳細を裏に。
④After Party Card:2次会の案内です。
⑤R.S.V.P.:返信ハガキ


①Save The Date


通常のハガキより少し大きめのサイズで表は大きくデザインを。
裏にはふたりからのあいさつ文を入れました。
想い出のCentral Parkの樹の上で撮った写真を加工しています。

②Ceremony Card


こちらは表面の印刷のみ。挙式に招待するひとだけに送りました。
出遭いのNew York、彼の出身地のBuenos Aires、私の出身地の東京、
3つの都市の背景にアルゼンチンを代表する大好きな動物アルパカをモチーフに。

③Reception Card


披露宴の案内は角を丸く加工し、裏面に詳細と手描きの地図、
表面はアルパカをモチーフに日付などをわかりやすく配置。
詳細ページにはゲストへのバスの案内や、服装の事項も入れました。

④After Party Card


アフターパーティーはラテンの雰囲気にする予定だったので
招待状もpapel picadoのデザインにしました。
こちらも裏面は無し!

Envelope and Postage Stamp


封筒はこだわりのティーるというか孔雀のようなグリーンの正方形タイプ。
(定形郵便では送れません!)
切手はヴィンテージのものを集め、1通につき2枚以上貼り、料金別納郵便に。
封筒を開けると空色のエンクロージャーが出てきて、
シーリングスタンプをあけて解くと上のセットが出てきます。

返信ハガキはこれに収まるように
普通のハガキよりひとまわり小さなサイズで、
ゲストの出欠、アレルギーの有無、バスの利用の有無などを明記できるようにし、
更にバスなどの詳細を知らせるために、普段使っているメールアドレスを書く欄を
必須項目にしましたが、これ大切!役立ちます!






色を多用しましたが、統一感はあると思います。
今なら違う雰囲気のものをつくるかもしれませんし
とにかく好きなテイストがありすぎて悩みました。

でも最終的には、自分のものは誰にも真似できない
100%オリジナルにしたかったのであえて全て文字まで手描きにしました。
素朴な結婚式を目指していたので手描きがしっくりぴったりはまりました。

私のショップではカードなどを販売していますが、
大好きな結婚式の招待状ももちろんオーダーを受け付けています。
完全オリジナルばかりですが、今後はお求め易いカスタマイズ型が増えてきますよ~~!

2015/09/21

PAPER ITEMS~Sending out the invitations!~

予定通りに間に合った招待状。
結婚式の3ヶ月前の7月に発送を完了し、
返信期限は2ヶ月前に設定しました。



お気に入りのエンクロージャーに入れて、
白黒のbaker's twineで結び、
オリジナルのシーリングスタンプでとじ、




ひとによって変えた切手の組み合わせ。
蝶や、小鳥、きのこ、森林、そして恐竜まで!





簡単にカリグラフィーを施して、
郵便局へ!!



手渡しできるひとには手渡し、
そして郵便局から料金別納で
心を込めた招待状をゲストの手元へ送りました。






招待状を投函する前日はケータリング会社の方と、シェフと一緒に
会場の下見に朝から行ってきました。
(料理やケータリングについては今後詳しく書きますね!)

ゴルフ場の方と、ケータリングサイドとの
架け橋になるのは、私なので一緒に行ってきましたが
導線など細部までいろいろと確認してきたので、
クタクタになりましたが夜までにはきちんと招待状を
完成することができたので、よかった!!
きちんと間に合いました!

ひとつだけ、
郵便局も対応してくれるのは人間です。

そのひとの経験によって対応はさまざま。

今回、とっても大変だったのは、
対応してくれた方が何も知らなかったこと。

そこで働いているのだから、
勉強中でも構わないけれど、
わからないなら、わかるひとに聞くなり、
きちんと対応して欲しいものです。

今日わかったことは、
料金別納のマークをつけて、
中古の外国切手を貼って、
国内に発送するのはもちろんOK
(これはsave the dateを送ったときに実証済みですが
封筒に入れた手紙でもOKということ)

ただ、海外に送る際は
中古の外国切手が貼ってあると
紛らわしいのでしょう、送ることはできないとのこと。

送ることができるのかな~と自分も不安だったので
聞いてみると、その確認に30分以上も待たされたのでした。

とにかく、招待状をデザインして
しっかりと自分で決めた期日内に送れたことで
とても満足しました。




2015/09/19

PAPER ITEMS~Ordering the invitation~

着々とデザインが進んでいった招待状。
予定通り6月の末にはデザインが完了しました。

何度も考えに考え、選び抜いた色をつけて、
手描きの愛を込めた優しい感じにしたかったので、
色鉛筆を多用しました。

できあがりのイメージはもうしっかりと頭の中にあって
カードの完成イメージももちろん、
封筒をあけてキレイに封蝋のされたエンクロージャーを取り出して、
そこからさらにカードを取り出すときをイメージしながら作りました。

エンクロージャーはまるでクリスマスプレゼントのようにしたい!
というのがこだわりでした。

baker's twineできゅっと縛って、
クロスさせたところにふたりのイニシャル入りのキレイな色の封蝋。
あけるのがワクワクするような招待状に仕上げたかった!





この画像はお借りしたものです



今なら、きっと違ったものを作ると思います。
というのも、私は懲りずにまたいつか結婚式をしたいので
どんどん次の招待状のイメージが湧いてくるのです...笑

招待状をオーダーしたのはデザインができあがってすぐ。
このとき100%手描きの私の招待状デザインを
コンピューターに取り込み、カードの体裁と形を整えてくれたのは
スーパーお兄ちゃんでした。

今回の結婚式のことで本当にたくさん助けてもらいました。
両親もお兄ちゃんも、ものを創ることが大好きで、
私はその影響を本当に強く受けて育ったんだなと実感したものです。

招待状は無事にオーダーしたら、それがあがってきたときに
必要なものがきちんと揃っているか確認です。

完成したものを詰めて、キレイにストリングをかけて、
封蝋をして・・・

カリグラフィー風に大切にみんなの宛名を書いた
美しい色の封筒に詰める・・・

そして仕上げに考えに考え抜いたコンビネーションの
切手を貼る・・・
もちろん料金別納シールも忘れずに!

招待状の準備でいちばん大変なのは宛名書きではないでしょうか?
まだまだ筆耕を頼む人の割合のほうが多いかな?
私は封筒の宛名もデザインのひとつだと思っています。
お洒落な招待状を送りたいなら
宛名書きまでこだわりたい!

そしてもちろん切手も!
これが日本にはなかなか素敵な切手がない…
もちろんとっても可愛いものもあるのですが、
カテゴリーが少ないというか
それぞれのテーマに合った切手を探すのは難しいかもしれません。

私はとにかくたくさんの切手を貼りたかったことと
Rusticというテーマに合ったものにしたかったので
古切手を購入し、組み合わせまで考え抜きました!







私がびっくりしたのは
料金別納にするひとが本当に増えていることですと以前にも書きました。

まだまだ料金別納プラス切手を貼っているひとは少ないので
ここまでこだわりの招待状がもっともっと増えていったら素敵だなと思っています。



2015/09/17

PAPER ITEMS~Sealing Wax~

画像はお借りしたものです

招待状には並ならない拘りがある私。

招待状の外側ではなくて
封筒をあけてから更に包装があるようにしたくて
そこにきれいな色の封蝋をしたいので
シーリングワックススタンプをオーダーメイドで購入しました。

封筒を開けた後に、
また更にプレゼントのパッケージを開けるようなワクワク感が欲しいのです。

I wanted to have an enclosure inside of the envelope!
I used it to add more color, dimension and the "WOW" factor!
It always feels good to open a package! Right?

It would be like an extra package in an envelope!
and to seal this extra package, I wanted to use sealing wax and craft strings.
It gave a nice rustic touch to the invitation!




大好きなweb shopで見つけたスタンプ、
ふたりのイニシャルをシンプルに入れただけのものです。
これからだってずっと使えるし、$40なら購入する価値ありです。


日本でもだんだんと人気が出てきたsealing wax。
人気なだけにいろいろなオプションがあります。

それでもまだまだアメリカには敵いません。
waxの質や、色、やっぱりまったく違うのです!

私は特に封筒に封をするためのものとして使うわけではないですが、
封をするために使う人は気を付けなければいけません。
固まったときに硬くなるwaxだとせっかくの封蝋が割れてしまうのです。

そして、ゴムのような質、色のwax。
せっかくの封蝋が安っぽく見えてしまうことも。

そして、多くのひとがスプーンに蝋を載せて熱して
溶けた蝋を封筒に落としスタンプをする方法をとっているかもしれません。
または、ろうそくのようになった先端に火をつけて
封筒に落としスタンプをする方法かもしれません。
ワックスペーパーの上にたくさん封蝋を作り、それにのりをつけて
シールのように使ったり・・・。

上記の方法では時間と手間がかかりすぎます。


私のオススメするやり方は・・・

グルーガンを使うこと!
グルーガンで熱して、キレイに封蝋ができるwaxは
限られているので、きちんとそれを選べばあっという間にできます。

グルーガンは100円ショップのものでも問題ないと思います。
心配ならば500円ほどのものも売っています。
私もそのくらいのものを買いました。





なんて素敵な色と質感なんでしょう!
私が選んだのは、パールの入ったホワイト、マゼンタ、ゴールド、スカイブルー。


2015/09/15

PAPER ITEMS~Address Stamp~

招待状のスタイルで必ず採り入れたかったこと。
それがアドレススタンプです。

封筒に必ず入れる情報として、送るゲストの宛名はもちろんのこと、
自分たちの住所が必要ですよね。

自分たちの住所は宛名のようにひとりひとりで変わらないものなので、
最初からデザインとして封筒に入れられるのです。

それを楽に、そして可愛く、封筒に入れるにはと考えたとき、
カリグラフィーで書いたり、
素敵なフォントで印刷したり、
ラベルを作って貼ったり、
いろんなことを考えました。

例えば、印刷の場合、自分のプリンターではうまくいかないかも...断念。
じゃあ印刷会社で刷ってもらう...封筒の種類が少なく気に入らない。

エンボッサーをカスタムオーダーしてもいいかなと思いましたが、
エンボスってなかなか綺麗にできるとは限らないのです。

レーベル印刷するのはかなりお勧め!
今ならそれもやってみたいですが、
私の思い描く素朴な感じにならなそうだったので却下。




それで最終的にたどり着いたのは
封筒の封のところにスタンプを押すことです。

スタンプをカスタムメイドで作ってくれるサイトを
見ながら値段とデザインを検討しました。


上の画像はお借りしたものです








セルフインキングのものにしたので、
上の画像のようなイメージです。
そして封筒の閉まる口のところに押すととっても素敵になります。



こだわったのは封筒の色です。
みんないくら招待状をお洒落にしても
封筒までこだわるひとが少ないのはなぜでしょう?
それは日本に可愛い封筒が少ないから。

私はアメリカで購入した正方形の封筒を使いました。

ウェブサイトで見たとおりの色でした。
孔雀のようなグリーンで本当に素敵!

Look at my beautiful peacock green envelopes!!






やはりデザインするなら、そこまでやってこそ。
そして招待状セットは、
本状、返信ハガキ、封筒まで含めてのセット。
むしろ切手のデザインや宛名のカリグラフィーまで入れてよってくらいです。

私が今後売り出す招待状セットはそんな贅沢なセットにしたいと考えています。