日本の式場でも最近やっと
いろいろな装飾ができそうなシンプルで
飾る仕掛けがたくさんある会場ができてきていますね!
それでもまだまだ式場自体のイメージが強いところがほとんど。
特に困るのは挙式と披露宴の高砂のバックドロップ。
挙式するところも、十字架が取り外せたり隠せるならまだしも、
それができないところもあったり、
サプライズウェディングで私が使わせていただいたところのように
最初から造花がつけてあってはずせなかったり。
披露宴会場もおなじく、高砂の背後は
壁が変な色や柄だったり、
装飾をつける仕掛け(フックや吊るす場所など)が何もなかったり
もともと大きなモチーフがあったり。
これって本当にやっかいです!
写真にも残るし、大きく結婚式のイメージを左右します。
もともと会場が本当に気に入って
自分たちがその会場の色に合わせられるならばいいと思いますが、
自分のやりたい結婚式のイメージがきちんとあって、
それにできるだけ近い会場を選んだけど、背景にくるものが気に入らない場合、
どうにかしてそれを自分好みにアレンジしたいものです。
でも装飾するには大掛かりだし、吊るす場所などがなければなかなか難しいです。
もしもただの無地の 壁で、なんでも貼っていいよという会場なら
本当に簡単で、花や葉っぱを貼ったり、なんでもできますよね。
そういうところって日本に少ないと思うのです。
キムカーダシアンとカニエウェストのようにお金持ちなら、
フラワーウォールやグリーンウォールを作ることができると思います。
パネル一面にペーパーフラワーを貼るのも、不可能ではないですが準備はなかなか大変。
Via MAVEN BRIDE
Via MOD Wedding
もしも、会場の壁に何かを引っ掛けたり、天井から吊るしたりすることが
できるならもっと選択肢はひろがります。
例えばカーテンレールのようなものがあれば、
そこに好きな布をかけることができるので、
シンプルなチュールをかけて、装花でアレンジしてもいいし、
布とストリングライトで光の演出もできます。
Via MOD Wedding
Via Reign Magazine
でも引っ掛けるところさえない会場の方が多いと思うのです。
そんなときに、かろうじて可能なアイディアは、
自分たちで壁をつくること。
フラワーウォールまではいかなくても、
ホームセンターでラティスとラティスを立てる仕組みを買って、
そこに花やペーパーフラワーを飾り付けてバックドロップにするとか。
あとは私も夏のお客様のときに作ったのですが、
つっぱり棒などを組み立てて、そこに吊るしたり。
これは不可能ではないけれど、どちらにしても作るのは結構大変です。
Via EMMALINE BRIDE
Via Brit+Co
そしてもしもラッキーで外での挙式が実現するひとは
大きな自然をバックドロップにすれば何もいらないですよね!
でも、屋外とはいえ、会場内のガーデンでの挙式で背景があまり気に入らなかったら…
だいたいの屋外挙式場なら頭上に何かしらあるはずです。
東屋だったり、樹だったり。
それを利用しない手はないです!
なんでも吊る下げられるのでポンポンやペーパーフラワー、
布を吊るすだけでも本当に素敵になります。
持ち込みやすいのは、長目の棒にカーテンのように好きな布を吊るして
棒の両端を紐で吊るすタイプのもの。
Via Brit+Co
私はこれに折り鶴を吊るした装飾が大好きです!
バックドロップだけでなくとも、
とにかく会場に何かを吊るせる仕掛けがあったら絶対に利用した方がいい!
上から吊るされているだけで、日本人にとってはとっても新鮮で
最高におしゃれなパーティーに早変わりします。
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