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ninastagram

2015/11/08

Wedding Food~Tasting of the ultimate menu~

初めてのミーティングからすぐの6月19日。
ついに試食の日が来ました!
既存のメニューではないので
やっぱり味や見た目を確かめる意味でも試食は必須。

考えに考え抜いたメニュー、
自分たちのイメージをこれでもかというほど伝えた
拘りの料理たち。
必要であればプロの料理人にレシピの指図までして…
食べ物には並々ならぬ拘りがあるのです。

試食が終わってから再度詰めていきました。
試食をして気に入れば、本当にここと契約する!ということで
この6月の時点ではまだ本決まりではなかったんですね。
今考えると、もしここがダメだったら途方にくれていただろうなと
ちょっと怖くなります。

外苑東にあるシェフのレストランにお邪魔して
特別メニューをひとつずつ運んできてもらいました。





まずは、前菜たち。
まだサーブ方法は決めかねていましたが、
スープとあと1品はゲストが席に着く前の段階から配り始め、
私たちが入場するまで自由に楽しんでもらいたいなと思っていました。

・小さなマグに入ったサツマイモの冷たいポタージュ
・柿と蕪とプロシュートのマリネ
・無花果とクリームチーズのタルティーヌ
・白身魚のシンプルなカルパッチョ

とにかく全て最高に美味しかった!
カルパッチョなんて私たちの好みを昔から知っているかのような味!







・カプレーゼ
これはピンチョススタイルにしてゲストの食べやすさを狙いました。
改良すべき点は、ソース。
他のものがさっぱりとしているので、こちらはバルサミコでピリっと決めたくて。
食べやすいようにバルサミコヴィネガーリダクションにしてくださいと
試食後にお願いしました。

・パプリカのマリネ
こちらも味はパーフェクト!
ただ、ふたりの大好きなものをメニューにするので、
そんじょそこらのマリネとは違ったものにしたかった。
日本は野菜といえばあまり火を通さないでシャキっとしたものが
好きなひとが多いですが、イタリア系の多いアルゼンチンでは
くたくたになるまでやわらかく火を通し、甘くなった野菜が大好きです。
これを味わってほしいので、パプリカはやわらかくしてと依頼。





そしてメイン!
・アスパラとビーツのグリル
・スペアリブに
 カリフラワーとじゃがいものマッシュを添えて

こちらも野菜が少し硬いので、クタっとなることを恐れずに
火を入れてもらうことにしました。
そして肝心のスペアリブ。
これは私たちの目指している特別な味があるため、
言葉だけでそれを伝えるのには無理があるとわかっていました。

正直、私たちもまだどうやったらその味を引き出せるのか
検証していなかったので、こちらは保留にしました。

でも、もうここまでの素晴らしさに感動した私たちは
シェフを完全に信頼していました。
彼の「改善すべきところがあったら遠慮なくどんどん言ってほしい」という
真摯な態度がとても気持ちが良かったのです。

もうこのケータリング会社にしようと心に決めた私たち。
そのまま、after partyのメニューに試食を進めました。







・アルゼンチン風のエンパナーダ(ミートパイ)
・タコス
・フラン(プリン)とフルーツパンチ

シェフの専門でもない、ましてや作ったこともないような
中南米の料理も熱心に研究して作ってくれました。
本当に美味しかった!
タコスも私たちの好みに辛さを改良したり、
トッピングを用意してくれるようです。
デザートのフランは絶品でした。

試したメニューをもとに、
もっとここをこうしてああしてと注文をつけながら
完璧なメニューに仕上げていく過程はいま思い出しても
とても楽しかった〜!シェフにとっては悪夢だったかも笑

こうして試食後に契約を終え、会場の下見を式3ヶ月前の7月に予定しました。

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