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ninastagram

2013/08/11

DECO~instead of escort cards~

ついこの前、エスコートカードとは、という記事を書きました。

席次表を用意したくないという自分のお客様には
よくこのシステムをお勧めしていました。
そのときに絶対に必要なのがシーティングチャート、
つまり大きな席次表です。

席次表をつくるコストが抑えられるのと(バカになりません!)
席次表のゲストの名前や順のプリントミス、
またギリギリまで席をチェンジできるなど利点はたくさんありますが、
一番の利点は、

エスコートカードはカードでなくてもいいので、
そのままギフトにできるものを選ぶことができる、という点です!

※ちなみに、エスコートカードに従い、テーブルに行くと
置いてあるのがプレイスカード、つまり席札です。

もちろん紙のカードにすることもできますが、
思い切りクリエイティブになれる箇所でもあるわけです。

私も無駄になってしまう席次表を全員分つくることは論外と
思っていたので、昔からこの方式を採用しようと決めていました。

そこで問題は、エスコートカードを何にするか!


画像はお借りしたものです



もう既に流行ってきているので、
流行に敏感なひとたちはいろいろなメディアで
エスコートカードのアイディアを見てきているはず。

昔だったら、会場のある地元産のフルーツに名前を書いて
それをエスコートカード代わりにしようとか、
キャンディや、ポップコーンなどをキレイに並べようとか、
案がたくさんあったけれど、

なんだか、急にどれもつまらないと思えてきたのです。
そんな画像を嫌というほど見てきたからかもしれません。
見ていてとても可愛らしいけれど
自分の結婚式には使えない、と思ってしまったのです。

自分の農場チックな素朴な会場とテーマに合っていて、
自分らしいものって何だろう?

そこで思い出したのが、むか~しむかし、
席札は大涌谷の黒たまごにしようと思っていた頃のこと。

黒たまごをなんとか人数分仕入れて
それに白いインクでカリグラフする!
そうすればみんな(たまご嫌い以外は!)食べられるし、
すっごく私らしいし、寿命も延びる!と・・・

※この案は今でも立ち消えていませんでしたが、
黒たまごを人数分その日に美味しく食べられるように
仕入れるのは不可能なのです!

そう、たまご!

私の大好きな食べ物、
そしてこの世の中でいちばん素晴らしいかもしれない食べ物。

農場にもrusticテーマにも、ふたりにもぴったり!
これをシーティングチャートを飾った壁に沿って
人数分並べたら最高にお洒落だなと思ったのです。

そして会場近くに美味しく新鮮なたまごの直売所が
あるのも知っていたので、
これは!と思ったのです。


しかし、

問題は本物のたまごは扱いにとても気を遣わなくてはいけないこと、
生では危ないし、その場で食べられない、
ゆでるのはいい考えだけど、いつ文字を入れるの?
自分は前日と当日、そんな余裕はあるの?

こんなときプランナーがいればな~、
と思ってしまいます。

結局、あまりにも危ないアイディアなので
ボツに。。。

それでもたまごを諦めきれず、
何かたまご型で、食べられるもの、もしくは使えるもの、
と考えたのです。


お菓子なども探しましたが、しっくり来るものがなく、
行き着いたのが、木製のたまご。

木目が出ているのもすごく素朴で
あたたかい感じがするし、扱いもとても簡単。
そしてそれがひのきの湯玉だなんて、
なんて素晴らしいんでしょう!

ひのきの湯玉であることは
わざわざ言わないかもしれないけれど、
手に取ったときの香りと
そのアイディアに驚いて欲しいなと思っています。




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