まだまだ寒くて、見たかったBrooklynの桜は見られなかったけれど、
大好きなひとたちに会って、
大好きな街で、大好きな食べ物をたくさん楽しみました!
アメリカに行くと自分がどれだけ「普通」の日本に
合っていないか実感します。
日本は素晴らしい国だし、平和だし、故郷だけど、
やっぱりどこかで「みんなと同じ」ことを重んじる文化に違和感を覚えます。
向こうで暮らした何年間かは
そんな違和感から解放されていた気がします。
好きなファッションを思い切り楽しんで、無国籍な自分を楽しんでいたのかも。
今こうして結婚式を「普通の日本の結婚式」にしたくないと
奮闘してプランしているのも
日本の結婚式の何かに疑問を感じているから。
そして新しい形を提案したいから。
今まで世の中が常識と思っているものを
どこかでつまらない!と思っているのです。
特にファッション。
日本で結婚式にお呼ばれすると、
女性のゲストの服装に目がいきます。
み~~~~んな同じ。
同じようなアップのヘアスタイルに、
同じような膝丈のドレス、同じように肩を隠して・・・
(ゲストだけじゃなくて花嫁も
みんな同じように見えるときもあるのは置いておいて・・・)
どうしてだろう?
調べてみると、業界のつくった勝手なタブーや常識がありました。
とにかく「マナー」とかこつけて
露出は厳禁、花嫁より目立っちゃダメ、
ストッキングを履いて靴はかかとのあるものを。
結局ひとと違う格好をしていけば目立つから
みんな同じ服装になる。
いつしかそれが常識になって、それに反れたことをすると「非常識」に。
そもそもどこからそんなもの生まれたのでしょう?
今の日本の結婚式なんてほとんどが
欧米のそれの真似っこ。
ウェディングドレスを着て、教会で愛を誓って、
ウェディングケーキを切って・・・
それなのに変なところで日本の「常識」がまとわりつく。
欧米の夏のウェディングでストッキングを履いて、
肩からおばあちゃんのように羽衣をかけてるひとなんていません。
みんなそれぞれが素敵だと思うお洒落をしてくるのが常識。
私は自分のゲストにお洒落をしてくることをマナーだと思ってほしい!
着てきちゃいけない色なんてない!
どんな丈のスカートだって、
どんな色のネクタイだって、構わない!
絶対に招待状にひとこと入れるんだ!
お洒落に着飾ったゲストも、会場の雰囲気を創り上げる大切な要素。
そこまでしてこそのプロデュースです。
私のゲストには
日本ではあまり着る機会のないようなロングドレス、
派手な色のワンピース、
いろんな色で会場を飾ってほしいな。
そして、自分もドレスではないどこか細かいところに
奇抜さを入れて、自分らしいファッションで当日に挑みたいと思っています。
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